黒豆

黒豆

おせち料理の黒豆。これは、『まめ』の意味から今年一年、健康に暮らせるようにと願いをこめて食されています。『まめ』には丈夫や健康なさまの意味があるためおせち料理には欠かせないのです。(「まめに暮らせよ」→健康に暮らせよの意)

黒豆はなぜ黒いのでしょうか。それは、アントシアニンという色素が含まれているためです。アントシアニンとはポリフェノールの一種で、活性酸素に対抗する抗酸化物質です。ブルーベリーなどにも多く含まれています。

黒豆は『黒大豆』と呼ばれ古くから病気の治療に使われてきました。また、肉食の習慣の無かった昔は、貴重なタンパク源であったようです。『黒大豆』にはイソフラボン 、レシチン 、大豆たんぱく質 、ビタミンB1、B2、食物繊維、サポニンと身体によい成分が豊富に含まれています。薬としいて使われてきたのもうなずけます。

黒豆はおせち料理のほか、最近では夏の黒豆枝豆としても人気があります。ビールのおつまみとして好まれる枝豆には、悪酔い予防にも一役買っています。枝豆にはコリン、ビタミンB1、ビタミンE、タンパク質が豊富に含まれています。コリンには肝機能を向上させる働きがあり、ビタミンB1はアルコールの分解促進、ビタミンEは頭皮の血行をよくし、飲み過ぎの頭痛を抑えてくれます。

黒豆は兵庫県原産の「丹波黒」や京都の「和知黒」「紫ずきん」などが有名です。

黒豆の効能から煮豆のほかに黒豆ココアやコーヒー、お茶、うどんに、タルト、プリン、豆腐、納豆など多くの食品に使われるようになりました。

おせち料理に限らず、一年中黒豆を食し『まめ』に過ごしたいものです。